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カテゴリー「太陽光発電と環境」の10件の記事

リオの伝説のスピーチ~セヴァン・スズキ@地球サミット

”エコ活動”を扱ったTV番組で「リオの伝説のスピーチ」のことが紹介されていました.
 
BuChiは知らなかったのですが,1992年ブラジルのリオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」、通称「地球サミット」での日系カナダ人の12歳の少女,セヴァン・スズキ(Severn Suzuki)のスピーチのことだそうです.
 
ネットで調べたところ,そのその内容はとても大切なことを言っており,BuChiも大いに共感です.
 
しかし,伝説のスピーチからおよそ20年が経った今,日本を含む「北の国々」はどれだけ変わることができたでしょうか?
少しずつはよくはなってきてはいるとは思います.が,まだまだ十分と言えるレベルではないと思います.
人々の意識を変えること,壊れた環境を修復すること.それには多くの時間がかかります.
だからこそ,少しでも早く,今この瞬間に,小さな1歩を踏み出さなければならないのではないでしょうか・・・.
 
未来に生きる子供たちのために」・・・そのためにBuChiは太陽電池,太陽光発電の普及拡大の一助となれるよう「技術」の面から貢献していきたい,そうあらためて思うのです.
 
以下にネットでみつけた,彼女の「伝説のスピーチ」の全文を転載します.
 
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リオの伝説のスピーチ(全文和訳)
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 こんにちは、セヴァン・スズキです。E.C.Oを代表してお話しします。ECOというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・チルドレンズ・オーガニゼェーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるためにがんばっています。あなたがた大人たちにも、ぜひ生き方をかえていただくようお願いするために、自分たちで費用をためて、カナダからブラジルまで1万キロの旅をして来ました。
 
 今日の私の話には、ウラもオモテもありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、選挙で負けたり、株で損したりするのとはわけがちがうんですから。
 私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちのためです。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちのためです。
 太陽のもとにでるのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかもしれないから。父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠にもどってはこないんです。
 私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?あなたがたは、私ぐらいのとしの時に、そんなことを心配したことがありますか。
 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきりわかりません。でも、あなたがた大人にも知ってほしいんです。あなたがたもよい解決法なんてもっていないっていうことを。
 オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう。死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのかあなたは知らないでしょう。
 どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。
 
 ここでは、あなたがたは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。でもほんとうは、あなたがたもだれかの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、おばであり、おじなんです。そしてあなたがたのだれもが、だれかの子どもなんです。
 私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです50億以上の人間からなる大家族。いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてようとしても、このことは変えようがありません。私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつにして行動しなければならないことを知っています。
 
 私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。私は恐い。でも、自分の気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。
 
 それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の国々と富を分かちあおうとはしません。物がありあまっているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手ばなすのがこわいんです。
 カナダの私たちは十分な食物と水と住まいを持つめぐまれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの持っているものを数えあげたら何日もかかることでしょう。
 2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう言いました。
「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べ物と、着る物と、薬と、住む場所と、やさしさと愛情をあげるのに。」
 家もなにもないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている私たちがこんなに欲が深いのは、いったいどうしてなんでしょう。

 これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの年だということが、私の頭をはなれません。どこに生れついたかによって、こんなにも人生がちがってしまう。私がリオの貧民窟に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子どもだったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドでこじきをしてたかもしれないんです。
 もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどこのことを知っています。
学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、
 
 争いをしないこと
 話しあいで解決すること
 他人を尊重すること
 ちらかしたら自分でかたずけること
 ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
 分かちあうこと
 そして欲張らないこと

 
 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。
 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。そしていったい誰のためにやっているのか。それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。
 親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子供たちをなぐさめるものです。あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。
 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、私はいわせてもらいたい。もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。
 
 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。
 
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出典:
和文)http://www.fp-kotsu.com/images/ess/speech%20in%20rio_j.pdf
英文)http://www.fp-kotsu.com/images/ess/speech%20in%20rio_e.pdf
 
参考:
スピーチ動画)http://youtu.be/C2g473JWAEg
扱ったエッセイ)http://www.fp-kotsu.com/essay/e31.html

原発に対して東電の犯した大罪

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東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長
産経新聞 6月11日(土)20時39分配信

 福島第1原発事故をめぐり産経新聞のインタビューに応じた
国際原子力機関(IAEA)元事務次長でスイスの原子力工学専門家、
ブルーノ・ペロード氏との一問一答は次の通り。

 --福島第1原子力発電所事故で日本政府がIAEAに事故に関する
調査報告書を提出したが

 「私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、
両者が事故前に対策を取らなかったことは深刻だ。
特に、東電の不作為はほとんど犯罪的だ」

 --なぜ、そう思うのか

 「福島第1原発の米ゼネラル・エレクトリック(GE)製
沸騰水型原子炉マーク1型は圧力容器と格納容器が近接しており、
水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が1970年代から
指摘されていた
。福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように
簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど
水素ガス爆発防止策を強化した

 --東電はどうしたのか

 「当時、スイスで原発コンサルティング会社を経営していた私は
この作業にかかわっており、マーク1型を使用する日本にも役立つと考えた。
1992年ごろ、東電を訪れ、
(1)格納容器と建屋の強化
(2)電源と水源の多様化
(3)水素再結合器の設置
(4)排気口へのフィルター設置-を提案した」

 --対策費は

 「非常用の送電線は2千~3千ドル。排気口のフィルターは
放射性物質を水で吸着する仕組みで電源を必要とせず、
放射性物質の拡散を100分の1に減らせる。
今回の震災でも放射性物質の拡散を心配せずに建屋内の水素ガスを
排出できたはず
だ。費用は300万~500万ドルで済む」

 --東電の対応は

 「東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。
神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に
提出していた資料には不正が加えられていた

これは東電が招いた事故だ

(ロンドン 木村正人)
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いったい東電は何をやってんだか・・・・・・・呆れるばかり.
 
 
BuChiも事故後の東電の「現場対応」を非難するつもりはない.現場はがんばっている.
 
が・・・,東電の経営,マネジメントには,大いに不信感.

「体がでかくなりすぎて身動きできなくなった肥満豚のような対策動きの鈍さ」,
「現場を直視せず,お上しかみていないお役所対応・・・」,
「事故が起きて結果的に立証されたウソツキ」
 
競争の無い,半公営的な立場に甘んじ,・・・組織として腐り切ってる,そんな風に見える.
 
長年,それで成り立ってきたわけだから,社内人による自浄機能もないんだろうなぁ・・・.
 
 
これからの夏,電力不足になるって言ってるけど,,,それすら眉唾ものだと思ってしまうわ・・・.
 
 
将来のエネルギーは,やはり,巨大発電所ではなく,地産地消(需要地立地)の分散電源化が必要と思う.(←これはBuChiが学生の頃,今から20年近く前から言っていること)
そしてその分散電源(≒ミニ発電所)は,エネルギー利用効率が発電機の規模によらず一定(小さくても高効率)で,究極にクリーンな・・・そんなエネルギー技術・・・「太陽光発電(太陽電池)」をみんなに選んで欲しいと願うのです.

イタリアで反原発の国民投票・・・圧倒的可決.

ブラボー! イタリア!!

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伊、原発再開を断念…国民投票「反対」9割超
読売新聞 6月13日(月)21時24分配信

【ウィーン=末続哲也】
原発再開の是非を問うイタリアの国民投票は13日、
2日目の投票が締め切られ、伊ANSA通信が伝える投票率は
約57%で、国民投票は成立した。

 出口調査によると反対票は9割を超すと見られ、
再開反対派の圧勝が確実な見通しとなった。
ベルルスコーニ首相は13日、投票終了を待たずに
「イタリアはおそらく原発計画と決別し、
再生可能なエネルギー分野の開発に取り組む必要があるだろう」
と原発再開断念の意向を表明し、事実上の敗北宣言を行った。

 福島第一原発の事故後、原発をめぐる国民投票が行われたのは初めて。
欧州ではスイスとドイツ両政府が将来原発を廃止する方針を決めており、
イタリアの原発拒否の立場が固まったことで欧州各国で
反原発世論が勢いづく可能性もある。
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いやぁ・・・すごい話です.

「1986年のチェルノブイリ事故を受けて、国内の原発をすべて廃止したイタリア。しかし、慢性的な電力不足に悩まされ、2003年にはほぼ全土で大停電が発生。各地で都市機能がマヒしました。」

という経験もしているのに「圧倒的可決」です.

「便利」,「経済」よりも,「命」という判断だと思います.

至極,まっとうな判断だとBuChiは思うのです.

 

原発が「クリーンで,安全で,安い」なんて,よくもニッポンはここ数十年言い続けてきたものです.

本当に,クリーンで安全に運用しようと思ったら,そのコストは膨大になり,ちっとも「安く」なるはずがありません.
(それを知ってて,知らんぷりしてたのがニッポンの原子力行政)
(本当に安全なら霞ヶ関に,東京湾に,原発作ってみなさい!)

今回の福島原発の事故の甚大さ,その回復にかかる時間,コスト,労力,,,そして被害を受けている多くの方々の心の問題・・・.

 

手前味噌ですが,太陽光発電(太陽電池)をはじめとする再生可能エネルギーによる「分散電源化」が,人類のエネルギー利用の本当の解ではないのかと,BuChi考えるのです・・・.

学生の頃から,ずうっと願ってきた「太陽光発電の普及拡大」に弾みがつくといいなぁ・・・と思います.

最新!太陽電池生産量ランキング 2008

「最新!太陽電池生産量ランキング」というblog記事を書いて,はや2年・・・.

今でも,その記事へのアクセスが上位にあることに驚くとともに,地球環境に優しいエネルギーである太陽電池/太陽光発電への注目があることを,嬉しく思う次第です.

さて,,,2年ぶりのランキングについてですが,まだ "PV NEWS"(http://www.pvenergy.com/news.html) からはの最終集計結果は発表されていないようです.

が・・・,集計中の「2008年 太陽電池製造者ランキング」の情報が入ってきたので,速報として紹介しておきたいと思います.(まだ変わる可能性があります)

1.Q-Cells (ドイツ)
2.Suntech Power (中国)
3.シャープ (日本)
4.First Solar (米国)
5.京セラ (日本)

 

その他,三洋電機が10位以内には入っていそうとのことですが,かつて上位独占だった日本は・・・年々順位を下げてしまっています.

その原因にはいくつもの要因があるとは思いますが,
ひとつには日本の太陽電池に対する新エネルギー導入普及施策の失敗,
 それと,
日本の太陽電池業界の「島国根性体質」があるんじゃなかろうか・・・
と,最近感じます.
これまでの技術蓄積,過去の導入量実績を過信し,世界の最新の動向から,一歩取り残されてしまっている・・・ように感じます.

しかし,太陽電池業界と言えども,今回の世界不況の波は受けており,世界の太陽電池市場はすっかり買手市場(購入者がモノを選ぶ)に変わりました.

すなわち,高品質,差別化,信頼のモノヅクリ,が評価される時代になってきたわけです.日本企業が得意とするところだと思います.

#ガンバレニッポン

太陽電池の国際市場価格

もうひとつ太陽電池のハナシでも・・・・・・とは言っても,業界人向けのハナシですが・・・.

090115_digitimes_solarcell_prices台湾のDigiTimes(電子時報)が伝えるところによると(2009/Jan/14),結晶Si系太陽電池セル関連の現在の市場価格は,

 ■SOGシリコン原料: 150~180 USD/kg → 13,500~16,200円/kg

 ■SOG多結晶ウェハ: 6.0~6.5 USD/156mm角ウェハ → 540~585円/kg

 ■多結晶セル(156mm角): 2.1~2.3 USD/watt → 189~207円/ワット

 ■太陽電池モジュール: 2.76~3.00 USD/watt → 248~270円/ワット

とのこと.(1USD=90円で換算)

2008年の最高値と比較すると,それぞれ,

 ■SOGシリコン原料: -67%

 ■SOG多結晶ウェハ: -46%

 ■多結晶セル(156mm角): -40%

 ■太陽電池モジュール: -28%

とかなりのプライスダウン(↓)

 

金融不況のこの時期,土地や金利も安くなり,また,装置なども安くて,短納期になっているだろうから,

資金があったら,太陽電池メーカーをはじめたら・・・いいだろうなぁ~~~・・・!!

 

 誰かBuChiに 200億円 ぐらい下さい!(^_^;)

 

ちなみに,この価格下落傾向は,2009年3月末頃には底になるだろうとのこと.特に根拠は示されておらず,信憑性は低いが・・・.

 

DigiTimes記事↓
「090115_digitimes_solarcell_prices.pdf」をダウンロード

太陽電池生産量世界3位"Suntech Power"の光と陰

たまには(?)太陽電池関連の話でも・・・.

■光?
中国Suntech Power,太陽電池の年間生産能力1GWを達成
2009/01/14 16:09
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090114/164046/
947 中国の太陽電池メーカーSuntech Power Holdings Co.,Ltd.は,同社の江蘇省にある無錫工場の太陽電池のセルとモジュールの年間生産能力が1GWに達したと発表した(ニュース・リリース)。同生産能力を持つ工場の実現は「世界で初めて」(同社Chairman and CEOのZhengrong Shi氏)。生産能力の増強とあわせて,無錫に建設中だった建物面積が1万8000m2の本社が完成したことも発表した。建物の外壁などに100万kW/時の発電能力を持つ太陽光発電システムを設置している。これにより,年間600トンのCO2の排出が削減できるとする。このほか,エネルギー効率の良い建築材料を採用したり,地熱の温度制御機能,自動照明センサー,水の統合リサイクルシステムを備えている。Suntech Power は,2010年に開催する上海万国博覧会に向けて屋根に3MWの太陽電池を設置するプロジェクトや,10MWを超える発電設備の設置など多数の太陽電池システムの設置プロジェクトがあることも明らかにした。

■陰?
【中国】ソーラーセル最大手の Suntech Power、4,000人のリストラへ
2009年1月16日 17:30
http://japan.internet.com/finanews/20090116/2.html
金融危機による影響の下、中国のソーラーセル最大手 Suntech Power (无錫尚徳)が過去最大規模の人員削減を進めている。同社の元従業員が「中国経営報」に語った内容によると、「今回のリストラで4,000人近くを削減、一部の生産ラインはすでに稼働停止に陥っている」と語った。今回の危機は早くからその兆候が現れていた。Suntech Power の2008年年初の株価と株式時価総額はそれぞれ90ドルと109億ドルであったが、2008年12月29日の米国 NYSE 市場での株価は10.69ドル、株式時価総価額は約16億ドルに落ち込んでいる。同社の業績も金融危機発生後に急降下を示し、株式時価総価額は昨年一年間で約100億ドル(80%)減少した。しかしこうした状況は Suntech Power だけに限られたことではなく、ソーラーセル産業全体が瀕している問題である。受注量の激減、人員削減、一部製品の生産停止など、秋風が落ち葉を吹き払うように業界全体に吹き荒れている。「解雇対象の人員は Suntech Power 全体の30%前後に及ぶ。すでに50%程度の生産ラインが稼働停止状態だ」と、上述の元従業員は述べている。人員削減の手法も様々で、例えば契約満期をもって再雇用契約を行わない、あるいは試採用期間終了後に正社員としての契約を結ばない、能力試験を通じ不合格であれば再雇用しない、などの方策が採られているという。情報によれば今回の人員削減は昨年10月から開始され、毎月の対象者数は数百人単位に上っている。こうしたリストラ策は計画に則って行われており、総数は今月中にも4,000人前後に達すると見られている。中国経営報が Suntech Power に直接問い合わせたところ、同社広報部責任者の鮑俊氏は「これは人員削減ではなく、“季節的”な調整である。主因は不況に入って以来、当社の主な販売先であるヨーロッパ顧客の太陽エネルギー関連製品販売が低迷し、需要が大幅に減少した。よって、当社も稼働率を上げることが出来ず、現在は以前の50%程度にとどまっている。同様に2006年、2007年の年末時期にも相応の生産調整をしており、中国の大部分の企業が同じように対応している」と述べている。また同氏は、「数千人の従業員が解雇されたと言うが、“人員削減”という言い方は適切ではない。正確に言えば“淘汰”である。毎年一部の従業員の入れ替えを行っており、これは企業運営上、正常な方策だ。当社は優秀な人員を求めている」と語っている。ソーラーセル市場は雨後の竹の子のごとく増えた新進企業と金融危機、それと材料であるシリコンの供給が潤沢になるにつれ、大幅な値崩れが始まっている。しかし、各国政府がグリーンエネルギーを標榜し始めたことで、中長期的には大きな飛躍が期待されている。金融危機の中、多くの小規模企業が淘汰の荒波に消えると予想されるが、将来的な大市場となるのは間違いないだろう。

■真相?
株価を向上or維持させたいがための,必死のプレスリリース「光」と,元従業員によるスッパ抜きの「陰」
世界で初めて到達した 1GW/y(ギガワット/年)の生産工場の完成は祝福されるべきであろう.
しかし,その1GW工場の稼働率は50%を切っている状態(実際には30%ぐらいとの情報)で,箱はできたが中身がない・・・.
またその箱についても,リリース記事に載っているのはCGによる完成予想図であり,本当にどこまでできたのかどうか疑問.ましてや省エネ型の環境建築になっているかどうかなんて・・・大きな「」だ.(信じられるわけがない!)

#箱好き,カッコづけポーズ好きの中国人らしい・・・.

金融危機の影響による人員削減は,中国式バッサリ,アッサリと5000人の解雇(50%減)を実行したとのこと.また日本のMSK(2007年8月からSuntechの子会社)の工場でも,親会社からの指示もあり,”派遣切り”をしたらしい.

環境産業で伸び盛りだった太陽電池業界と言えども,この金融不況の影響は免れず,欧州を中心とした世界市場でも売れ行きは鈍っているのは事実である.

そんな中で,モロに影響を受けているのが,中国ブランド製品,Made in China製品
需要主導でモノが足りない!どんなものでも太陽電池であれば売れた・・・という,ここ1,2年の「太陽電池バブル時代」ははじけた.エンドユーザーによる買い控え,流通在庫の増加,生産調整による原料余り,,,と影響が連鎖した結果,「価格の下落」,「低品質製品の排除という市場原理が働いている.

売れ行きが鈍り,市場流通量が減ったとは言え,太陽電池は作れば売れるという状態が続いており(日本メーカー談)決して市場が衰退したわけではない.
安かろう悪かろうの中国製品が嫌われているだけなのだ.

Suntech広報は、自社の「社員淘汰」と言っているそうだが,淘汰の波にさらされているのは,世界の太陽電池市場の中での「中国ブランド製品」であって,「中国メーカーそのもの」である.

現在は数百社とも言われる中国の太陽電池メーカー群だが,2,3年後に生き残っている太陽電池メーカーは・・・一体いくつあるのだろうか?

太陽電池は,高額な耐久消費財であって,しかも欧州では「25年補償」が市場標準となっている.そんな商品を,わずか数年後にメーカーが潰れて無くなってしまうかもしれない・・・という状態の中国企業から買いたくないというのが理屈だろう.

中国太陽電池メーカーの負のスパイラルは・・・止まりそうにない.

ガイアの夜明けで太陽光発電~Yocasol

来週の「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)で,
日本国内(福岡・大牟田)に新しくできた太陽電池モジュールメーカー”Yocasol(株)”(= MSKの旧・福岡工場が分離独立)
の起業の話が紹介されるそうです.

独立の経緯、紆余曲折はともあれ、Yocasolには、
日本の企業として、"Made in Japan"のクォリティ(品質)で、
国内外に向けて頑張っていって欲しいと思う。

個人的には、九州弁の"Yoca"(よか)と、
"ラテン語等で太陽を意味する"sol"(ソル)を組み合わせた
(と推測される)社名もいい名前だと思うなぁ・・・。

それにしても・・・
現在メジャーの太陽電池メーカーの多くが関西方面・・・
 シャープ(奈良)、京セラ(京都)、三洋電機(兵庫・淡路島)、三菱電機(岐阜・中津川)・・・
に集まっていたが、
新進の太陽電池メーカー・・・
 昭和シェルソーラー(CIGS系、宮崎)、三菱重工(a-Si/μ-Si系、長崎)、富士電機(a-Si系、熊本)、ホンダソルテック(CIGS系、熊本)、
らは九州に集結している。
今後は九州が日本の「太陽電池アイランド "PV Island"」となっていくのか!?

<ガイアの夜明け放送予定>
11月6日(火) PM10:00~
甦れ!俺たちの工場 ~ "モノ作りニッポン"再生物語
【中国企業に買収 そして捨てられた工場・・・】
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview071106.html

※地方によっては放送日時が変わります。

最新!太陽電池生産量ランキング

世界の太陽電池業界で、もっとも権威ある統計とされている "PV News" (http://www.pvenergy.com/news.html) による最新の太陽電池生産量ランキングが発表になりました。(2007年3月時点)

  1位  シャープ (日本)
  2位  Q-Cells (ドイツ)
  3位  京セラ (日本)
  4位  Suntech Power (中国)
  5位  三洋電機 (日本)
  6位  三菱電機 (日本)
  7位  Motech (台湾)
  8位  Schott Solar (ドイツ)
  9位  SunPower (アメリカ)
 10位  Isofoton (スペイン)

 
太陽電池/太陽光発電というクリーンエネルギー/再生可能エネルギーの分野で、日本の企業が世界をリードしていることが判ります。

今回のランキングで注目すべきは、4位に躍進した中国のSuntech(サンテック)です。
Suntechは昨年8月に日本の太陽電池メーカーを、最大約345億円(中国企業による日本企業買収額では史上最高額)で買収したことでも大きく報道されましたが、今、規模を急拡大している太陽電池メーカーです。

今、経済発展の激しい中国の一次エネルギー供給はおよそ、6割が石炭、3割が石油となっています。つまり9割が化石エネルギーの燃焼によるものであって、それはつまり地球温暖化ガスのひとつであるCO2を大量に排出しているということでもあります。
世界人口の2割近くを占める中国におけるエネルギー需給構造が、化石エネルギー依存から、太陽光発電を始めとする再生可能エネルギーへと転換するかどうかは、今後この地球がサステイナブル(持続可能)な世界であり続けるかどうかに大きく関わってくるのではないかと思います。
そういった意味で、中国の太陽電池メーカーの躍進は地球環境問題を見据えたときに、とても望ましいことだと考えられます。
(もっとも現時点では、Suntech製の太陽電池のほとんどは、欧米向けに出荷されているのですが・・・)

 
この冬の暖冬による雪不足、エルニーニョなどなどの異常気象を、「地球温暖化の兆し」と実感されている方も多くいらっしゃると思いますが、異常気象、地球温暖化を抑制する為にも、これからますます再生可能エネルギー利用による持続可能社会の構築が必要になってきます。

いきなり、「みんな自宅に太陽電池をつけましょう!」なんてことはいいません。
太陽電池をはじめとする再生可能エネルギー利用の重要性についてや、これからますます顕著になるであろうエネルギー問題について、少しだけ勉強して、自分の頭で考えて、そして、身近に簡単にできる小さな行動を起こしてみるのはいかがでしょうか。

 

2009/3/10追記:
2008年の暫定ランキングを下記記事で速報しました.
http://buchi.air-nifty.com/yokuasobe/2009/03/post-afca.html

「ガイアの夜明け」で太陽光発電

こんにちは.お元気でしょうか?

ビジネス系の人気(?)TV番組「ガイアの夜明け」で,
来週,太陽光発電のことが取り上げられます.
うちの会社にも何度か取材が入り,
BuChiもそこそこ露出していたはずなんだけど・・・,
やっぱりカットされているかなぁ・・・???

ともあれ,地球温暖化防止の為にも重要な
クリーンエネルギーの旗手,太陽光発電についてのお話です.
是非,ご覧下さいませ.

■番組名
 日経スペシャル ガイアの夜明け
 「我が家が発電所 ~急成長する太陽電池~」
 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview070130.html

■放送予定日 および 放送局
 1月30日(火) 22:00~22:54
  ・テレビ東京
  ・テレビ北海道
  ・テレビ愛知
  ・テレビ大阪
  ・テレビせとうち
  ・TVQ九州
 1月31日(水) 20:00~20:54
  ・BSジャパン

NHKプロジェクトXで「太陽電池」!

11/29(火)21:15~NHK総合 プロジェクトX は太陽電池関連の話だそうです.
「太陽に懸けろ」~住宅エネルギー革命~
http://www.nhk.or.jp/projectx/184/index.htm

京セラの話のようですが,太陽電池好きとしては,まずは必見.

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